国家の罠―外務省のラスプーチンと呼ばれて (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (2007年10月30日発売)
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鈴木宗男と佐藤優は、ロシアを見ながら、日本の国益に忠義を尽くした人達だったと、初めて知った。ヤワな裁判懺悔録とは一線を画す佐藤優の獄中録。
拘置所での検察官との対話を通じて国策捜査を読者に教えてくれる。
自らの困難を客観的に著述できる著者の教養本は、今後も売れるはず。

佐藤優って、胡散臭い元外交官のオッさんでしょ?という人にはまず読んで欲しい作品である。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2019年1月8日
読了日 : 2019年1月8日
本棚登録日 : 2019年1月8日

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