古典芸能一家に育った著者による戦場体験のノンフィクション。
最前線に居ながら、補給物資が枯渇した中で、技術や残り少ない資源をフル活用し、仲間たちに生きる希望を与え、自らも生きる希望を忘れなかった事は、爽やかで感動できる素晴らしい作品。
銃弾の一撃で死ぬのではなく、 じわじわと栄養失調で死んでいく戦場のリアルは、表現できないぐらいに恐怖が伝わってくる。
題名の項目は、泣けてくる。
今の戦争に巻き込まれていない平和に、感謝を絶えない作品。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2017年7月28日
- 読了日 : 2017年7月28日
- 本棚登録日 : 2017年7月28日
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