久しぶりに出会った名著。
畑を少しだけかじってみたり、稲刈りを手伝うときに感じること。それは思い通りにいかないことの気持ちよさというか、受け入れることの納得感。人間はなんでも思い通りにいくように、なんとかさせるように空間も時間も支配しようとしているが、その流れに支配されると、実はもう心も身体もついていかないところまできているのではないか。
仕事をさぼりたいとか、家庭の時間がないとかという表面的なことではなく、人は本当はどういう時間の流れの中で生きていくべきなのかということについて、最近はとても興味がある。この本は自分で手に入れなきゃな。ページが折れないもの。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2012年9月17日
- 読了日 : 2012年9月13日
- 本棚登録日 : 2012年9月17日
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