セカンドハンドの時代――「赤い国」を生きた人びと

  • 岩波書店 (2016年9月30日発売)
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感想 : 28
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資本主義の国に生まれていて良かったと思いました。共産主義思想にどっぷり浸かっているソ連の人は、共産主義は素晴らしい、レーニン万歳!なのでしょうが、私からすれば夢も希望もない国です。おのれの人生は国の体制に翻弄されるばかり。そして、チェチェンで起こったことは、残虐の限りを尽くした報復の嵐であり、完全に人間性を喪失している。このように恐怖が染みついたロシアの外交は、想像を絶する冷淡さを内包していると思います。日本の外交は歯が立たないのではないかと危惧いたします。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 歴史関連
感想投稿日 : 2016年12月11日
読了日 : 2016年12月11日
本棚登録日 : 2016年11月27日

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