コレクション 戦争×文学 8 アジア太平洋戦争

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本棚登録 : 77
レビュー : 12
著者 :
tsutomu1958さん 小説(国内)   読み終わった 

野間宏著『バターン白昼の戦』、火野葦平著『異民族』、中山義秀著『テニヤンの末日』、梅崎春生著『ルネタの市民兵』、大城立裕著『亀甲墓』は重量感たっぷりの戦場の雰囲気を活写していて、その悲惨さが悲しい。島尾敏雄著『出発は遂に訪れず』は特攻作戦で死を覚悟した作者が、敗戦によってとにかく生き伸びたことを知ったときの心の動きが生々しい。多くの秀作のなかで際立っていたのが、三島由紀夫著『英霊の声』である。三島氏は二・二六事件への天皇の激怒や敗戦後の”人間宣言”に絶望した。「などてすめろぎは人間となりたまいし」は強烈。

レビュー投稿日
2013年8月20日
読了日
2013年8月20日
本棚登録日
2013年8月8日
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