韓国出身でカルフォルニア大学の人類学教授である著者が韓国の一般向け科学雑誌に書いた文章をまとめて書籍化したもので、文体と切口はくだけた感じだが、人類学の最新の知見からヒトの社会的・文化的生物としての成り立ちを考察する内容で、教科書的に網羅するものではないが、気楽に知的な内容が楽しめる。
この前に読んだ『絶滅の人類史』とかぶる部分も多いのでスピーディに読んだが、この本のオリジナルな見方も複数あり、なかなか面白く読めた。
読書状況:読み終わった
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生物:進化・生態学
- 感想投稿日 : 2019年9月28日
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- 本棚登録日 : 2019年9月28日
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