(2018/9/8読了)
グリム童話が好きなので読んでみることに。なんだか救いのない、教訓めいたものもない物語だった。特に「あめふらし」はさっぱりわからなかった。やっぱり、長野さんとの相性が良くないんだな。
内容はともかくとして、それぞれの個性的な絵は美しく、ページをめくると紙の色も文字の色も次々と変わって、その後色の風合いも可愛らしくて、楽しかったな。牧野千穂さんの絵が一番好き。
(内容)
6人の人気作家と人気画家による夢の競演!怖くて美しい、大人のための新・グリム童話集。
(目次)
村田喜代子×酒井駒子「手なし娘協会」
長野まゆみ×田中健太郎「あめふらし」
松浦寿輝×及川賢治(100%オレンジ)「BB/PP」
多和田葉子×牧野千穂「ヘンゼルとグレーテル」
千早茜×宇野亞喜良「ラプンツェル」
穂村弘×ささめやゆき「赤ずきん」
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
アンソロジー・小説
- 感想投稿日 : 2018年9月8日
- 読了日 : 2018年9月8日
- 本棚登録日 : 2018年3月8日
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