儚い羊たちの祝宴

3.73
  • (222)
  • (423)
  • (374)
  • (56)
  • (8)
本棚登録 : 2175
レビュー : 435
著者 :
まろんさん や行の作家   読み終わった 

気になっていた作家、米澤穂信さん。1冊目にはシリーズもの以外をと思って選んだけれど。。。
装丁そのままに、くろぐろと狂気が渦巻くダークな作品でした。。。

博識に裏打ちされた(建物の描写など、知識のない私は辞典を駆使しないとわからなかった;;)端整な文体も、人や家が崩壊していくさまを冷え冷えと描く筆致もすばらしい。

何が怖いって、表題作「儚い羊たちの祝宴」で、あの背筋も凍るような日記を読んだにもかかわらず、「ここはわたしの場所になるだろう」と、バベルの会の後継者になろうとしている、あの女学生が怖い!!!

とても完成度が高い作品だと思うけど、本棚に置いておくと闇に飲み込まれそうなので、可及的速やかに、ブックオフに持っていこう。。。

レビュー投稿日
2012年4月25日
読了日
2012年4月25日
本棚登録日
2012年4月25日
2
ツイートする
このエントリーをはてなブックマークに追加

『儚い羊たちの祝宴』のレビューをもっとみる

『儚い羊たちの祝宴』のレビューへのコメント

まだコメントはありません。

コメントをする場合は、ログインしてください。

『儚い羊たちの祝宴』にまろんさんがつけたタグ

いいね!してくれた人

ツイートする