猫色ケミストリー (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

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本棚登録 : 335
レビュー : 30
著者 :
まろんさん 猫♪   読み終わった 

雷が落ちた瞬間、男の子と女の子の魂が入れ替わって。。。
と聞いたら、「え、まるっきり大林監督の名作、『転校生』じゃん!」
なんて思ってしまいますが
男の子と女の子の間に猫をいっぴき割り込ませるだけで、
事態はさらに複雑かつキュートに♪

人とのコミュニケーションを可能な限り断ち、
もはや「ひとりぼっち愛好家」の称号を与えたいような大学院生、明斗。
友人を作らない明斗が、大学構内で唯一、
自主的にコミュニケーションをとる野良猫。(名前はまだ無い)
近づかないでオーラをまんべんなく照射している明斗にすら
気さくに声をかける元気ハツラツ女子、スバル。

落雷をきっかけに、明斗の魂はスバルの身体に、スバルの魂は猫の身体に。
え? じゃあ猫の魂が入り込んだ明斗は、振る舞いが猫化して大変なことに?!
と思ったら、明斗の身体は病院のベッドで昏々と眠り続けていて
ほっとするような、心配なような。
舞台が理系大学院の難しそうな実験室ということで
猫(中身はスバル)のキャットフードに怪しげなクスリを混入させる輩が現れて
物語は思いもよらない方向へと進みます。

手前勝手な理由で、一歩間違えば命に係わるようなクスリを猫に食べさせる犯人には
「これから一生、いちばん安いカリカリを朝昼晩三食食べて反省しなさい!」
と言ってやりたくなるけれど
猫になったスバルが、ふくふくの肉球でスマホをスクロールする姿が
あまりに可愛らしいのに免じて、赦しちゃおう。

ちなみに、ほんとうに肉球でスマホが操作できるのか
うちの猫でこっそり試してみたら。。。あらまあ、意外にスムーズ!
うれしくて本人(本猫?)の写真を次々にスクロールさせて
一緒に覗きこんでしまいました♪

レビュー投稿日
2013年7月13日
読了日
2013年7月4日
本棚登録日
2013年7月6日
17
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『猫色ケミストリー (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)』のレビューへのコメント

だいさん (2013年7月14日)

>うれしくて本人(本猫?)の写真を次々にスクロールさせて

この光景は、ゼヒ見たいものです!!

macamiさん (2013年7月18日)

ええ?!肉球でスマホ操作ができるのですか?
うわー見たい・・・

想像したら「クッ・・・」とかわいすぎて
吹き出すのをこらえる笑いがもれました。(恐)

まろんさん (2013年7月23日)

だいさん☆

肉球スクロール、なかなかスムーズでくせになりますよ♪
「ねえねえ、このポーズで写ったとき、ぜったいボクってステキ♪って思ってたでしょ!」
なんて語りかけながらの至福の時です(*'-')フフ♪

まろんさん (2013年7月23日)

macamiさん☆

できるんです!予想以上に気持ちよく♪
macamiさんにぜひ見せたい・・・というか、うちの猫でよければ
ぜひ体験させてあげたい♪ なんて思ったりして。

我が家の3匹のうち、1匹はだっこ嫌いなのでできないのですが
あとの2匹は、睡魔に負けていない時は
「はいはい、またですか」と付き合ってくれますよ(*'-')フフ♪

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