いも殿さま

  • KADOKAWA (2019年3月29日発売)
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感想 : 17
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いも殿さま、こと平左衛門がなんとも魅力的。
こういうお殿様(厳密にはお殿様ではないらしいけど。)が
いてくれる国は幸せだね。
もちろん、農業には不作=飢饉の恐れは消えない。
芋があれば全てが解決というわけでもない。
でも、平左衛門の行った施策はたくさんの人を救った。
ま、当時のこと。
実際に労働したのは用人たる藤十郎。
藤十郎が、ちょっと、とほほで微笑ましい。
つい応援したくなる。
芋の調達では、命の危機にもさらされる藤十郎。
あの展開にはびっくりだけど、ガッツポーズ。
最後の展開にはびっくりしたけど、あれしかなかった
のかもしれない。あの時代だから。
映像化するなら、堤真一さん+佐藤健でぜび♪

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ミステリ
感想投稿日 : 2019年7月10日
読了日 : 2019年7月2日
本棚登録日 : 2019年7月10日

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