ロバート・ゴダードの最新翻訳本。ゴダードの本は歴史が絡み合うストーリーが特徴的で、これもまたそうです。そしてその歴史も何段階も絡むことが多く、謎も一つの謎が解けるときにはすでに次の謎があって、読み出したら止まらない。

元々歴史教師ですが、何が専門だったのか毎回色んな歴史を絡めていますが、説明すると面白さが半減すると思うので書きません。ちなみに現代が舞台でそこに歴史が絡んでいます。西洋史が好きにはたまらないです。

時間のあるときに下巻と一気に読むことをお薦めします。

2010年1月14日

これを読んだのは随分昔で、まだ文庫になる前だった。まだ20代で映画好きで、ジョン・ウエイン映画も単純に好きだった頃に題名がずっと気になってしょうがなくパラパラしたら面白かったので読んだ。

ハリウッドスターや映画から始まる話なので、分りやすく入りやすいノンフィクション。アメリカという国の見方が初めて大きく変わったのはこの時だった。ハリウッドスターが核実験でこんなに癌で死んでるのに問題にならないのに、広島や長崎を気にするはずがないと。今年の広島原爆の日は注目されたが、それでもやはり今も変化はない感があった。

その後著者の本は、どんどん読み漁ったが、いつの間にか離れてしまった。最近また読みたくなってきたので検索したら、著書多いなあ〜…。原発物と大富豪の繋がりがベースで広がっているのかな。

ところで、20年振りのインディ・ジョーンズでは核実験場所にインディが居合わせるシーンがあるが、ジョージ・ルーカスには初めて腹立った。インディはこれで癌患者だなって。あの時は久しぶりにこの本のことも思い出したが、アメリカでは今も知られていないのだろうか?

2010年9月24日

読書状況 読み終わった [2010年9月24日]

国際競技の際に耳にする海外の国歌って、どんな内容?って考えたことは誰しもあるかと思う。

また君が代問題の論議で世界の国歌は〜なんて言われるとそれはほんとうなのか?なんて感じたり。

そもそも君が代とか君が代問題って何?って普段から考えていたり。

そんな疑問に答えてくれる本です。21ヵ国の国歌の原文とやわらかめ訳に、その国での国歌の接し方やイメージなどをインタビューしたものが読めます。

やわらかめ訳は国歌によってはバンク?みたいな感じです(笑)

私がもっとも印象的に感じたのはアフガニスタンの国歌。複雑な現況が現れてる歌詞だと思う。政権が変わる度国歌が変わり、インタビューされた日本在住のハサニさんは、92年に来日しているので(もう日本にいる時間のほうが長いそう)2006年にできた現在の国歌は聞いたことがないそう。


君が代問題についても、自分で考えるようにという作者のスタンスで双方の意見が取り上げられてます。また君が代の成り立ちやエピソードなどについても。

君が代に対し、どちら派でもこれは読む価値あると思います。


ちなみに21ヵ国以外の国歌も知りたいなあと、ツイッターで著者に質問しましたら、掲載の雑誌が廃刊になり連載が終わっちゃったそうで、続きの予定はないそうです。残念。

2010年9月18日

読書状況 読み終わった [2010年9月18日]
カテゴリ 世の中

ずっと読み続けている漫画家の一人。

漫画家って、作風の変化がわかりやすいのだが、この作品今までと随分違う。しかし元々たまに、こんなような素材の話がたまにあるから、意外性はないんだけど。

大正時代を舞台に不思議な話が大好きな主人公六ちゃんが出合う不思議話のエピソード集。ほのぼのしているのがいい。

私がずっとお付き合いしている漫画家は、ストーリーテラーなのだが、やはり話がうまい。

6エピソードあるが、一番おかしかったのは竜神様。なにがおかしかったかは書けませんが、吹いてしまいました。

あと良く見たら連載時との順番が違うのだが、その順番変更もうまいです。不定期連載のようだけど、続きを期待。

ところで気付いたのだが、たまに山岸涼子ぽい絵が。漫画家って漫画家が好きな漫画家がわかりやすく、特に新人漫画家は絵がそっくりでわかりやすいのだけど、まさかこんなベテラン漫画家さんで、今更絵が似てきてるって面白い。とはいっても表情がちょっとというだけで、基本谷地さん風は変わらず。変わられては困りますし(* ̄ー ̄)


まあ、そうはいっても山岸涼子自身も絵が変化しているけれど、二人とも線が細い系で考えてみたら似た系統なんだなと、今書きながら気付きました。もしかしたら谷地さん昔アシスタントやってた

2010年9月18日

読書状況 読み終わった [2010年9月18日]
カテゴリ 漫画

子供向け絵本ですが、とても深い作品です。

小さい子には意味が分からないかもしれませんが、印象的で頭に残る作品ではないかと思います。

長谷川義史作品は明るく面白いものが多いのですが、まるで詩のようなこの絵本には感動しました。

2010年9月18日

読書状況 読み終わった [2010年9月18日]
カテゴリ 絵本

はらぺこあおむしで有名エリック・カールは、わざわざ紹介するまでもなく沢山のいい絵本があるので、それほど有名ではない傑作を。

これは目の残像機能を使って自分で体験できる絵本。

補色色を自分で体験して絵本を完成させるのだ。

もちろんこれは自分でもやってみたくなるので、やって楽しいが、それよりも子供が自分でやってみて、補色がわかった時の喜ぶ顔は見逃せない本です。

2010年9月18日

読書状況 読み終わった [2010年9月18日]
カテゴリ 絵本

ポケットにショパンからずっと付き合ってますが、何が凄いって、ずっと中高生描いているのが凄い!

実は一時離れてましたが、またハマッてます。


これはオムニバスの「駅から5分」のさらにオムニバスというかサイドストーリーになっている。

なんか中学生の頃の恋思い出した〜♪

2010年9月18日

読書状況 読み終わった [2010年9月18日]
読書状況 読み終わった [2010年9月18日]
読書状況 読み終わった [2010年9月18日]
読書状況 読み終わった [2010年9月18日]
読書状況 読み終わった [2010年9月18日]

映画化されて、ますます話題の大奥最新刊。

やはりストーリーテリング冴えてる。どういう風に物語を創っていくのか、ほんと聞いてみたい。なにしろ単純な男女逆転に終ってないのが、ほんとに凄いのだ。あと人間の描写。これにつきるかも。

2010年9月18日

読書状況 読み終わった [2010年9月18日]

大奥でその面白さを知ったのだが、やおい(?)漫画ばかり描いてるので、普通(?)のはないのって探したらあった。

やはり人物描写上手いです。

このまま映画にできそう。ドラマ化映画化多いし、そのうちきっと実写化されるに違いない。

2010年9月18日

読書状況 読み終わった [2010年9月18日]
読書状況 読み終わった [2010年9月18日]
カテゴリ 漫画/清水玲子
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