P222 キツツキと収斂進化
いろいろな種類の生物がそれぞれ独立して進化していきながら、同じような特徴を帯びるように変化していったり、あるいは似たような生態的地位、つまり生存を可能にする環境を占めるようになったりすることを生物学者は「収斂進化」と呼んでいる。
→これは梅棹忠夫が「文明の生態史観」で生物学の「遷移(サンクション)」の概念を用いて日本とイギリスが別々に独立して進化をした結果、どちらも近代化し、同じような文明にたどり着いたと説明したことを彷彿とさせた。
本書の文脈とは全く関係なく、あくまでただの連想。
本書では、収斂進化の存在を認めつつも、反例も多いことを根拠に、人類の考える方法による宇宙での同様の生命体探索に疑念を投げかけている。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
社会、経済
- 感想投稿日 : 2018年2月4日
- 読了日 : 2018年2月4日
- 本棚登録日 : 2018年2月4日
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