ぼくのおおきさ (はじめてのかがくえほん 3)

著者 :
  • フレーベル館 (2017年10月1日発売)
3.82
  • (6)
  • (13)
  • (7)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 125
感想 : 10
5

トッチはいろんな人に「おおきくなったねぇ」と言われるたびにこう思います。「ぼくはぼくのおおきさだよ」。
おおきさって何なのか?おおきいって何?ちいさいって何?トッチはおばあちゃんに聞きに行きます。
おばあちゃんはトッチに、「おおきさ」について、いろんな視点から「おおきさ」というものを考えられる問いを与えていきます。
読んで行くうちに読者はトッチとともに「おおきさ」ってこんなに色んな見かたや考え方があったんだ、と気付かされ、同時に深く考えさせられます。
そうやって多角的に物語が広がっていきながらも、最後には…
どのカテゴリーに入れるか悩ましい絵本ですが、3学期の最後や哲学を学んだりする時に読むのが良いかもしれません。
中学年〜高学年向きかな?

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 絵本
感想投稿日 : 2018年9月9日
読了日 : 2018年9月9日
本棚登録日 : 2018年8月15日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする