「最後の医者は〜」シリーズがとても好きだったので、今回期待して待ち望んでいた。読んでいてつまらないわけではないけど「最後の〜」ほど引き込まれる吸引力はなかった…
表紙は綺麗だけれどもイメージと違うキャラクターが描かれているので、表紙と帯で食指が動かない人も多そう。もったいない。
ストーリーどうこうというよりは、あるシーンでのワンフレーズ
『誰かにとって簡単なことが、他の誰かにとってもそうだとは限らない
自分自身がやる気を出せと言われて出せなかったように
うまくできない日があったのを責められて辛かったように』
という一文がとても心に突き刺さった。自分自身が「人に厳しく、自分にも厳しく」タイプなので、みんなこれくらい出来て当たり前、むしろ出来ないなら努力すべき!
と思ってしまいがちだけど、そうではないんだなと改めて気付かされた。後半にはガラッとイメージを変えたストーリー展開になったのでそれはそれで少し面白かった。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2019年10月13日
- 読了日 : 2019年10月13日
- 本棚登録日 : 2019年10月13日
みんなの感想をみる