主人公の性格がそうだからか、淡々と、静かに一歩ずつ進んでいく印象の物語だった。
大きな事件は何も起こらない。
過去に戻ったりびっくりするようなどんでん返しといった、構成の妙もない。
でも、先を歩いていきたい(ページをめくりたい)と思わされる。
読み終わった時、背中を押されたような、勇気を分けてもらったような、そんな感傷に浸っていた。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
文学
- 感想投稿日 : 2017年5月5日
- 読了日 : 2017年5月5日
- 本棚登録日 : 2017年5月5日
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