心が弱っている時に読むと一定の効果があると思う。少し救われた文節もあったが、終盤、[本当の非日常の話]にあった、「だれかに非常に腹が立つときは、自分がやりたいのにできないでいることをその人がしているからだ」という文書がある。そして、こう続く。「確かにそうかもしれない。怒りとは相手に対する羨望でもありうる、自分が我慢せずやっている人に、人は羨みつつ腹を立てる、我慢強い人は、我慢しない人には我慢ならないのだ」と。そういうことなのかなと思いつつ、この文章は印象的でした。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2022年12月5日
- 読了日 : 2025年1月8日
- 本棚登録日 : 2022年10月23日
みんなの感想をみる