デルフィニア戦記 (第1部 〔3〕) (中公文庫 か 68-3 デルフィニア戦記 第 1部)

著者 :
  • 中央公論新社 (2003年3月25日発売)
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感想 : 54
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ペールゼンが卑怯にもフェルナン伯爵を盾に降伏を迫った事でリィ達が北の塔に助けに行く3巻。ものすごーく嫌な予感しかしなかったですが、予想通りで、私としては生きていてほしかったひとなので凄く辛い巻でした。そして、本当なのか信じられない血筋疑惑。バルロさんもみんな辛い辛い。次から次へと試練のように一番辛いウォルは、もうおかしくなってしまうのではないかというくらい精神的にまいってるのがわかりますが、友人のリィはそんな状況でも冷静に、訥々と話をして、すくい上げ、さすがかっこいい、の一言です。次こそはペールゼンを引きずり出したいところですね。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 2017年
感想投稿日 : 2017年7月24日
読了日 : 2017年7月24日
本棚登録日 : 2017年7月18日

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