表の姿からは想像もつかないくらい裏で色々ゴタゴタしてたんだなぁ……というのが、おおくぼさん加入後から触れた浅いファンとしての反応。
でも3人とも(そして多分、辞めていったメンバーたちも多かれ少なかれ)アーバンギャルドというバンドに真剣に向き合った上でぶつかってたんだろうなぁっていうのが、それぞれの視点での語りから伝わってくる。
いつ音楽性の違いで解散してもおかしくない、危ういギリギリのところで起こる化学反応がアーバンギャルドの魅力なのかな、と思った。
基本的にはアーバンギャルドのファン向けの一冊だけど、創作物で「キャラクターそれぞれ別々の意図を持っているチーム」みたいなものを描きたい人の参考資料にもなりそう。
読書状況:読み終わった
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紙で所持
- 感想投稿日 : 2021年1月11日
- 読了日 : 2021年1月11日
- 本棚登録日 : 2021年1月11日
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