死刑囚最後の日 (岩波文庫 赤 531-8)

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レビュー : 28
愁宮彩都/Saito Uremiyaさん  未設定  読み終わった 

Les Misérablesで有名なユゴーの著作。
1829年に書かれたとは思えないほど、実に現代的な死刑廃止論が唱えられている。
もちろん拡大自殺などのごく現代においての問題こそトピックには上がっていないものの、死刑という刑罰を論理的に組み立てていくと賛成派の主張はもろく崩れさるという結論に至るのは、じつに現代的である。

ユゴーの故郷フランスでは2005年にシラク大統領の手で死刑が全廃された。しかしながらデモや移民問題で紛糾し、流血の絶えない現代のフランスに彼が生きていたなら何を思うのだろうか。

レビュー投稿日
2018年12月4日
読了日
2018年12月4日
本棚登録日
2018年12月4日
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