学生どうしの痴情のもつれ話ほど醜いものはないと考える私だが、この学生どうしの痴情のもつれを見事に表現しきった作品が本作である。
しかも片方は司法試験にパスするほどのスーパーエリート。
そんなスーパーエリートの思考が、一人の女により突き崩されていくおぞましさが見事に描かれている。
元・法学徒の私には、「あーこういう思考の法学部生いるわー」と思えるセリフも多々ありました。
結末はあまりにおぞましいので書かないが、おぞましい結末がやがてくるとわかっていてもページをめくる手が止まらないはず!
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2019年1月28日
- 読了日 : 2019年1月28日
- 本棚登録日 : 2015年10月27日
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