死ぬための教養 (新潮新書)

著者 :
  • 新潮社 (2003年4月10日発売)
3.11
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本棚登録 : 141
感想 : 32
3

タイトルにつられて購入……本書は、嵐山氏の「死」にまつわる自叙伝であり、「死」にまつわる書評である。
なので読み進めていってもいまいちピンとこない部分が存在するのは、致し方ないことだろう、と考えたのだが本書の中の嵐山氏の言葉がすべてを物語っていたように思う。
「人は、不慮の事故や、急病などによって病院に入って自分が死ぬかどうかというぎりぎりのところに身を置かないと、生と死ということについてなかなか考える時間がない。」
当たり前と言われれば当たり前なのだが、われわれはつい「死」というものに想いを馳せてしまう。興味を持ってしまう。
しかしながら、「死」というものは、じっさいその淵に立たないと理解しうるものではないということが一貫して綴られていたように思う。

さすれば、氏のいう「死ぬための教養」にははたして意味があるのだろうか……?ということで、☆3。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2016年1月15日
読了日 : 2016年1月15日
本棚登録日 : 2016年1月15日

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