ファイナルガール (角川文庫)

  • KADOKAWA (2017年1月25日発売)
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本棚登録 : 187
感想 : 14
5


ふつうに小説を読む気持ちで読むと、はじめ物語の不思議さに???となる。笑
でも奇妙で現実的ではない話なのになぜか現実味はある。
特に印象に残っているのは「去勢」と「ファイナルガール」。
何年もストーカーに付きまとわれているのにさほど気に留めない女の子だったり、狼と戦ったり、一生のうちに何回も殺人鬼に出くわしてこれもまた戦ったり。
そんなことあるわけないんだけど、もしかしたらこういうこともあるかもしれないし、いるかもしれない人たち。
「爪と目」もそうだったけど、読み終わったあとのこのゾワっと感がクセになる。笑

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 201807
感想投稿日 : 2018年7月9日
読了日 : 2018年7月9日
本棚登録日 : 2018年7月5日

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