著者はクルーグマン。
「道草」で翻訳されているコラムと内容がかぶるものが多く目新しさはない。
彼の主張は、「不況に陥ったら緊縮財政するな。政府は財政赤字を気にせずに拡張的な雇用創出政策をやれ。中央銀行はその支援をしろ。」
需要不足にある状態では、中央政府が大規模な財政出動を行って、需要不足を埋めろってのは納得。批判の一つに出口戦略があるのだけど、結局不況を脱してから話すことだろって気がします。
彼の主張の要は財政出動であるわけで、昨今の日銀金融緩和とは違います。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
金融・経済
- 感想投稿日 : 2013年4月6日
- 読了日 : 2013年4月6日
- 本棚登録日 : 2013年4月6日
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