積極財政派論者である経済学者 植草一秀氏の痴漢冤罪 裁判記
政府および財務省の進める緊縮財政の間違いを糾弾し続けた結果、
痴漢の汚名を着せられ、社会的抹殺を企てられた植草氏。
本書は、これが仕組まれた痴漢被害である事を、仕組んだ側のストーリー変更によって生じた目撃者供述の矛盾、鮮やかにを指摘することで暴いた。また、裁判官の態度が異常であったという指摘も大変面白い。
日本の司法はこの国同様腐りきっているが、警察・検察が無理やりでっち上げた事件を、面子の為に無理やり有罪にしようとする努力は滑稽そのものだ。当人にとっては最悪の地獄だが。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
政治・経済・歴史
- 感想投稿日 : 2024年5月18日
- 読了日 : 2024年5月18日
- 本棚登録日 : 2024年5月18日
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