
安定のコンビによる天文もの。今回は連載当時から読んでいて、「刊行にあたっての加筆」を目の当たりすることに。
個人的にはモデルがいるであろうあれやこれやに想いを馳せながら、最後に、語った國善・まとめた宮田・柳木少年がフルネームで並んだ時に「あぁ」と。もちろん栄少年と後の研究者のつながりも見事ですね。メインとなる1910年ではうまく隠している。
話の核となるハレー彗星も、自分は1986年当時の記憶もほとんどないし、次の接近のときにはどうなっているかな。そこにいられたら、となりにいるかもしれない人に言いたいですよね。「星がきれいですね」と。
- レビュー投稿日
- 2017年3月12日
- 読了日
- 2017年3月11日
- 本棚登録日
- 2017年3月5日
『麻布ハレー』のレビューへのコメント
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