薬指の標本 (新潮文庫)

3.66
  • (796)
  • (1012)
  • (1633)
  • (155)
  • (24)
本棚登録 : 7841
レビュー : 1093
著者 :
よしたさん  未設定  読み終わった 

この作家さんの文章から滲み出る空気というか雰囲気がとても好き。
多くの時間が積み重なった静かな洋館の書庫や倉庫のような、小さな町にある古い図書館や博物館の誰も足を踏み入れない奥の隅っこのような空気感。少しわくわくする。
今作はその静かで落ち着いた空気感もありつつ、冷静さを失うような激しい感情も抱く主人公たちの2つの短編。
依頼者が持ち寄った思い出の品を標本にする標本室で働くことになった“わたし”と、カタリコベヤを持って旅するミドリさんたちと出会いもがく、痛みを持った“わたし”のお話。

レビュー投稿日
2016年1月9日
読了日
2016年1月9日
本棚登録日
2016年1月9日
2
ツイートする
このエントリーをはてなブックマークに追加

『薬指の標本 (新潮文庫)』のレビューをもっとみる

『薬指の標本 (新潮文庫)』のレビューへのコメント

まだコメントはありません。

コメントをする場合は、ログインしてください。

いいね!してくれた人

ツイートする