・冒頭「仕事が全てではない、自分の時間を確保しろ」と言いつつ、途中「空き時間で仕事に役立つニュースを聞け」とも言ってみたり、
読者に新しいツール導入や働き方を促す本なのに、自身は「パソコンに慣れたらフリック入力を新たに覚えるのは難しい」と言ってみたり、
前半2割ほど読んだ時点で、このひとの話を聞きたい!という気持ちは削がれてしまった。
・直接接したら丁寧な方なのかもしれないが、「電話は出ないようにしている」とか言われたら、上司としても同僚としても付き合いづらい。こちらだって、電話でないと解決できない話題のときしか掛けたりしませんけど…相手が自分より判断力がない前提なんだな…など。
この作者の最近の本を読めば(=作者の専門性への信頼が回復されたら)また違う見方ができるだろうか。
・紹介されるワザの多くが、今はより良い手段で置き換えられる。
これは、2018年発行の本を2023年に読んでいる自分がわるいので、本のせいではない。図書館で出逢って読みました。
もちろん発見もあったので、完全に読んでもムダ!ではない。
が、普遍的な内容を書く作者ではないようなので、よほどファンでないかぎりもっと最近に出版されたモノを読んだ方が良い。
自分が後に繋げられそうなのは以下の2点。
・誤脱字は音声読み上げソフトで見つける
・白書の活用
愚痴みたいな感想になってしまった。
「よい働き方」は常にアップデートされるので、一つの慣れたやり方に固執せず、身軽に乗り換えていきたい。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2023年4月22日
- 読了日 : 2023年8月2日
- 本棚登録日 : 2023年4月21日
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