アムリタ(上) (新潮文庫)

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本棚登録 : 3652
レビュー : 270
著者 :
umishikaさん  未設定  読み終わった 

ある種の異常を抱えた人達の、あくまでも延々と続く日常
がひたすら描かれている。
日常というものへの推察がとても面白くそれを描写するための語彙も驚く程に豊富で、読んでいてとにかく気持ちが良かった。
サイパンの天国的な描写の数々が印象的だったけれど、そこから出てくる必要性を自然に自覚する朔美がまたとても素敵です。

朔美が由男のことを「おまえ」と呼んで少しはすっぱな口調で話すシーンがある度、本当の親密さを感じてとてもいいなと思いました。
家族のささやかな日常の記憶がどれも愛おしくて悲しくていっぱいになりました。

レビュー投稿日
2019年6月12日
読了日
2019年6月12日
本棚登録日
2019年6月3日
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