レ・ミゼラブル〈1〉 (岩波文庫)

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レビュー : 42
Sarahさん littérature française   読み終わった 

読書日:2017年4月19日-4月29日.
Original title:Les Misérables.
Author:Victor Marie Hugo.

Bataille de Waterloo(Schlacht bei Belle-Alliance)の詳細が述べられています。
陸地に多くの国々が在る事から、この戦いを経て"世界が変わった"と感じると思いました。
この本を読むまでこの戦争はGuerres napoléoniennesの一つで、France軍と欧州連合軍の戦争と端的な事しか、私は知りませんでした。

この戦争を通じてEuphrasie(愛称:Cosette)がどの様な境遇で生きて行くのかが気掛かりです。
前半は彼女の母親Fantineの物語です。
この女性は本当に哀れです。
恋人に逃げられ、十八歳で娘を出産した後も女手一つで育て、断腸の思いで一歳になる一人娘のEuphrasieを手放し、
職を見付けるも娘の到着を待ちわびる最中にJavert警部の形相に慄いて、二十五歳の若さで事切れます。
正直で心優しい人であるのに、娘の為にと豊かな金髪を散髪し、
二本の前歯を医者に売りそれを得た金を養い夫婦に送金したのに、それが元で体調を崩しあの最期…。

それから彼女の生活を支え様と力になったのが、Jean Valjeanです。
まさか彼がM. Madeleine市長だとは謎の手紙が届くまで全く気付きませんでした。
市長がMyriel司教の死を知った時に喪に服しても、Jean Valjeanとは別にMyriel司教と知り合いだと思いながら読み進みました。
あれだけ市だけでなく周辺の村々にも尽くしたのに、市長がJean Valjeanだと知ると手の平を返したかの様に
態度を変える市民達の態度に苛立ちを隠せません。
彼の身近にいた修道女と門番のお婆さんが、彼の正体を知っても変わらず接してくれて、心が少し落ち着きました。
Bataille de Waterlooで助けた将軍から、彼が意識の無い時に金品を盗んだ男は、市から逃げおおせたJean Valjeanだと思っているのですが…。

続きが気になります。

レビュー投稿日
2017年4月29日
読了日
2017年4月29日
本棚登録日
2012年8月4日
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