この本かなり好きだなぁ。
重版がかかって、新しい帯がかけられ、平台で展開されていなければ手に取らなかっただろう、と思う。売る力というのはとても重要だと思い知る。
親子の関係はきれない。きろうと思ってもまとわりつく。心が優しい人なら、そもそも親をきれない。
兄弟ならばいくらでも疎遠になれる。
だからこそ兄弟というのは重要な気がする。
著者がゆったりと成長?してきた人だからか、時間の流れがゆったりした本で、それが私にはもどかしかった。
若い頃は一瞬で、とても貴重な時間で、互いに思いあっているのならば、その時間も共有したいと思う。
でも、遅すぎることはないというか、救いのある心優しい人たちがたくさん出てくる、とてもいい本だったと思う。
互いに大切な人がいれば、男女の友情も成立するのでは。
とも思うが、水樹がいい人に出会えただけな気もする。
わたしは人間関係を良好に保つのが苦手なので、数打ちゃ当たる、を狙っていこうと思う。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
フィクション
- 感想投稿日 : 2018年2月13日
- 読了日 : 2018年2月13日
- 本棚登録日 : 2018年2月13日
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