私のきまぐれ本棚

映画「野生の島のロズ亅を見たので原作に興味を持ちました。

映画のロズはやや出来すぎで突っ込み所も多数あったけど、この原作「野生のロボット亅はもっとリアルな野生のロボットを感じさせてくれる作品になっています。

ルノルマンカードの解説書として非常に良いのは占例が具体的且つ明確で分かりやすいことであろう。

反面、やや分厚い書で細かに書かれているので、初心者が読んだら面食らってしまうであろう。

ある程度学んだ中級者以上にお薦めである。

ルノルマンカードを独習するのに相応しい書。本の厚さも程々で読みやすい。

誤記
p186右側のヘビの絵→棺の絵
p189のハート亅の左側→右側

はせっかくのグランタブローの説明なのだから直してほしい。

成る程と感心させられます。

私のように童話を書きたいと思っていても躊躇してしまう人でも童話を書くとはどんなことなのかが分かって面白いです。

正直あまり面白くない。

ロジックで固め過ぎ、現実感が乏しい。

子ども向けで且つ恐ろしい内容である点は希有。

家族が次々と殺されていく話ですが、雰囲気で最初から犯人はもろ分かりですね。

手ロはともかく殺す理由がいまいち説得力を欠いています。

うーむ、散々引っ張っておいてこの結末は何かなあ。

第一話「離婚した両親に会いに行く少年の話」
第二話「名前のない子供を抱いた女の話」
第三話「結婚を許してやれなかった父親の話」
第四話「バレンタインチョコを渡せなかった女の話」

私が泣きそうになったのは第四話。悲し過ぎます。

まず、読む前に本の厚さにビビリました。

が、読み始めたらほんとサクサク。読みやすい。

ル―チェとテッサの切ない話ですが、最後の話の変わりようが気になります。続編を読めと言うことなのでしょう。