軽い読物でした。薄皮を剥くようにクイズが解かれて行く様が面白く、こんなに積み上げるということはそこに意味が…?と気付かされたところでポンポンと弾けるように最後の問題が解け、そして少々の脆いトゲトゲ以外何も残らない、という口溶けの軽さ。でもまあ残ったトゲトゲはくしゃくしゃにしてやりたくはなるかな。
もしかしたら誰かさんのことがきらい、とか、ですかね。それで一冊書けるんだったらスゴいことですよね。

2023年12月20日

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読書状況 読み終わった [2023年12月20日]

最強の人類は理科の先生説

2023年9月1日

読書状況 読み終わった [2023年9月1日]

相変わらず、かわいそうなペンを愛でる本。
3冊の間に少しずつ時が経っており、ペンはしっかり成長をとげている。が、根の人のよさは変わらないので、しっかり窮地に陥りまくる。

2024年2月16日

読書状況 読み終わった [2024年2月16日]

こうした、まじめできれいな特殊技能もちの青少年(というには今回少し育っているが)が事件に巻き込まれて翻弄されつつどうにかこうにか困難を抜けていく話に弱いのですよ、世のおねえさんたちは。作者と登場人物(?)デズデモーナもそのタイプでしょうな。
ドン・ウィンズロウのかわいそうなニールくんのシリーズを彷彿とさせます。(ニールくん以外のドン・ウィンズロウはマッチョすぎて苦手)

今回は前作の巻き込まれ探偵ぶりは目立たず、一途な恋も含め、巻き込まれ青少年の珍道中といったところ。

2023年5月17日

読書状況 読み終わった [2023年5月17日]

面白い。YouTubeも好きです。

YouTubeと同じテンポで展開されるので、ちょっと天丼がくどいかな、とか、余白多いな、っていう話の内容じゃなくて、本の作り方に気が散っちゃうのでちょっともったいないかもしれない。いや、好きですけども。

2024年1月1日

読書状況 読み終わった [2024年1月1日]

たのしかったー!読書の楽しさを存分に味わうことのできる良書だと思う。
景色や着物の描写の鮮やかさ、想像しやすいレベルまで書き込まれているのにくどくない建物造形、魅力的な登場人物、
なのに!そんな話なんて!何回読み直しても感心してしまう

2023年3月3日

読書状況 読み終わった [2023年3月3日]

こどもがはじめて買えって言った本、だと思う。覚えておきたい。それが米澤穂信とかうちの子お目が高いんじゃね?

読書状況 いま読んでる

結構変なところばかり行ってるし、行動もまあまあ変なはずなんだけど、なぜか納得させられてしまう。その普通の人の皮をかぶった変な子加減が魅力よな、湯葉さんはかわいいなあ!

2023年1月24日

読書状況 読み終わった [2023年1月24日]

どんどんいすかりさんの文体が好きになっていく…。
乾いた校庭とかきれいな広い道路みたいな、親しみとなつかしさがあって、安心できて、埃っぽくて、でも清潔で、見通しがよくて、でも危ない。
星新一に似てると言われて憤慨?されていたようだけど、私の中では藤子F不二雄感ある。

2022年12月8日

読書状況 読み終わった [2022年12月8日]

小説批判をしている体で小説技法と文学論を論じた随筆の体をなした小説
という体の小説
かな?
時折現実のいとうせいこうも顔を覗かせるなどして、サービス精神とギミック満載の作者らしい作品。大好き。

2023年5月17日

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読書状況 読み終わった [2023年5月17日]

ずばりファンタジーでしょう!

読書状況 いま読んでる

突然読みたくなったので調べたら最近再販されてるじゃん!ポプラ社ありがとう。買うわ。

この人と鷺沢萌を読んで、私が表現したいことは既に世の中にある、と安堵と打ちのめされた気でないまぜになった学生時代…今読んだらどう思うのかなー

読書状況 読みたい

小さなエリックも残してくれたものたちもかわいらしくて、でも大きな存在になっていく。読み終えると数分前には知らなかった彼なのに喪失感が大きい。

ところでね、交換留学生、ってこっちからも向こうへ行った人があった、ってことだと思うのよ。大丈夫なのかしら…

2021年9月24日

読書状況 読み終わった [2021年9月24日]

つまりこういうちょいちょいオタネタや自虐ネタを挟み込みつつ丁寧に生物学とかを説いてくる理系の本は流行っていたのね。私がよく知らなかっただけで。大体同年代なのでネタも消化よく、読みやすい。
絶海の孤島が青い海と空に囲まれた風光明媚な場所ではなくハエのすくつとして印象づけられている話など、体験と研究内容とネタがよく調和して興味深かった。

2023年7月17日

読書状況 読み終わった [2023年7月17日]

テイシンがしくじった後、生きているのが驚きだった。私の中国についてのイメージではテイシンは死刑とか、禁錮とか追放とかそんな感じだったので。

アイさんは一体どうしてこんなにもついてくるのか。その上放り出されたがそれは良いのか。

終わり方が救われてるんだか救われないんだかよくわからないが、孤独にはならない、ということで良いのだろうか。ドラミちゃんつきアダムとイブはどこへ行くのか。

2021年7月21日

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読書状況 読み終わった [2021年7月21日]

とうとう智子が実体化してトモコちゃんとして君臨ですよ。

2021年7月21日

読書状況 読み終わった [2021年7月21日]

上巻ですっごいSFアイデアを3つ叩き込んできて、ヤッベェな、どーすんのこれ、下巻はまとめたり、種明かししたりするのかな、収束するんだよね?
と思いきや、それほど明確な解釈、話にはならない。
むしろ広がり続けるので、ヤッベェな、ギャグかなこれもしかして笑うところなんじゃね?
とふと思う。
思い返してみると、出落ちギャグに天丼ギャグ、夜のビックリドッキリ、突然大勢と鬼ごっこ、爆発、最後にみんなで思い返すといい話っぽい、という、笑ってはいけない二十四時みたいな話だった気がする。
地球滅亡してたけど、結構みんな幸せに終わったのでよしとしたい。いや、本当にそんな話。

2021年6月24日

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読書状況 読み終わった [2021年6月24日]

コンサートをつくるには、と、テレビドラマをつくるには、と、指揮者になるには、と、好きなことを仕事にするには、を垣間見ることができる愉快な本

2021年5月10日

読書状況 読み終わった [2021年5月10日]

宇宙で漁業で百合で小川一水?と思ったら、宇宙で漁業で百合で小川一水だった…

ちゃんと機構とSFギミックを考えてくれるところが小川一水のすてきなところ。

気になったところ
漁師の伝統的扮装…ひらひらを着せたかった、のはともかくとして、女性を庇護下に置く視覚的効果を狙ったもの?
ゲンドーさんちでの男尊女卑は、初期族長の統率徹底と嫉妬心のなせる技か。で、姐さんどこ行った。
公文書の意図的な隠蔽による歴史改変にご興味がおありなのか。

2021年5月9日

読書状況 読み終わった [2021年5月9日]

とてもよくできている本なのだけど、本についての説明が全部最後に載っているインタビューから構成されているので全く同じ内容を二回読む感じで、ちょっとイラッとしてしまった。

それはともかくとして、佐々木マキの絵は本当に素敵だ。私の初恋はもしかしてムッシュムニエルなのではないか。
まちにはいろんなかおがいて、のことは載ってないのでちょっと残念。

2021年2月28日

読書状況 読み終わった [2021年2月28日]

読み終わるといつも、なんだかなあ、と思うにも関わらず読んでしまう。好きなのか嫌いなのかよくわからない。

ハリウッド映画によくある、主人公が歩いてくる中を周り中から話しかけるシーン、がそこかしこにあり、疲れる。主人公も疲れるシーンなので仕方ない、というか表現がうまいってことかな。

2021年2月26日

読書状況 読み終わった [2021年2月26日]

饒舌な字のない本。
都市間の友好関係とか、敵対関係の表現がかわいいのだけど、子供の頃の仲良さ怖さってそんな脳内表現だった気もする。
新しくできた友達(じいさん)と交友を深めるシーンが、セピアな上に木なんか一本も生えてないのに、ひだまりとか新緑を感じさせてホカホカした気持ちになる光景で良かった。

裏表紙を読まない方が良かったなー。

2021年2月17日

読書状況 読み終わった [2021年2月17日]

シュミと仕事と人となりをそのままご提示いただいたようなご本でした。

2021年1月4日

読書状況 読み終わった [2021年1月4日]

何かを全否定、自分は否定される側、完全開き直り、という展開が何度かあったので、読んでて混乱した。一貫性に乏しい。

2021年3月25日

読書状況 読み終わった [2021年3月25日]
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