タイトルと内容が一致しないので嫌な予感しかしなかったら案の定「セブン」と化してもう…。
第一部の終わりかけで頭の中は「イレ~~~ヌ~~!」一色。
無事であってくれとカミーユと同じように思う。
がしかし、それも含め300ページ以上にわたって築き上げてきたカミーユへの好感度が全部お前だったんかいという構築、まさにミステリ。巧み。

改めて考えて見ると「影の殺人者」作者チャブくんの煽りスキルが高い。
チビに対してちょいちょい挟んでくる悪口とか、カミーユのこと道具として見てる感がある。巧み。
彼は完璧にベストセラーを作り出すことに成功してしまって、名声を「勝ち得た」という言葉に反論できないのがなんとも…。
殺しで捕まることを厭わない犯人、っていうのは新鮮だった。完膚なきまでにコイツに負けてしまって読者なのに悔しい。

その女アレックスの登場人物にカミーユ警部がいるようで安心したというか、彼が鬼になってるのかなと思うと読むのが楽しみ。

2020年10月16日

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読書状況 読み終わった [2020年10月16日]

完璧な小説。
内容が好みに合っていたというわけではなく。

まず辛すぎ笑えねぇ、な内容で
全力三谷死ねコールが胸中で沸き起こる中
そうも言い続けられない事情が双方に積み重なり
許せなかったはずの苦痛が
受け入れざるを得ない、受け入れていってしまうことへの苦痛へと変化・混合していく感覚だった。
読む側は愚劣三谷の悪行を主役の二人より早く知るわけだが、
結局は主役の二人と同時に気持ちをすり合わせ(こっちはすり潰して)なんとか形にしていくことで落ち着く。
なにこれ、愛じゃん。
つまりは愛じゃん。

許せねぇからやるせねぇへの修行ともいえる読書時間がもたらした成長は
やっぱ三谷ズルいやんけボケッオラッ
という感情に回帰しもどかしさを読後に味わう。
それでもトンデモ胸糞から、じわっと後ろ髪を引かれる胸糞程度には軽減される。
それがうまいうますぎる。
ザ・人間が表現されている。

2019年12月3日

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読書状況 読み終わった [2019年12月3日]

長々読まされて結論は菜食主義の究極を目指せというオチだった。
確かに人口肉が松阪牛と同じ美味しさになればそれは叶うかもしんないけど…。
ながかったね。

2019年11月28日

読書状況 読み終わった [2019年11月28日]

いただきますをちゃんと言うと決めた。

2019年11月8日

読書状況 読み終わった [2019年11月8日]

再読完了~やっぱりすごい小説だと思う。

この本を読むとこの世に生きる意味が少しだけつかめる。
この小説の「無意味さ」と比べると
鬱々とした時に考えちゃったりする、
自分が世界が無意味かもなんて思うことは間違いだと明らかになる。
どこまでも意味がなくそれを散々あらゆる方向から示されてその果てのなさにゾッとする。

三人称視点で書かれているのだけど
その神視点に女生徒っぽさがいくぶん奇妙ににじみ出ているため
閉じ込められた彼女たちの「今」が
文体のおかげでより伝わってしまう。若さゆえの独特の一瞬の弾けるような楽しさの空気感&絶望とかを読者に共有させる。

設定の理不尽さ、舞台の静かさ、残酷な事態の数々の淡々とした記述、全てがあの部屋そのもののようで不気味さは延々と続く。休憩なしでぶっ続けの不気味さをまとわせるなんてすごいことじゃないか?一切癒されない。すごい。

読後現実に戻ることが憂鬱に感じることはあれど
現実を実感することで安堵するっていう作品なので
やっぱりジャンルはホラーなのかなぁ。ホラーSFかなぁ。

2019年11月6日

ネタバレ
読書状況 読み終わった

良い席を取られてイライラしながら開いたのにちゃんと読み終わってしまった。すごくいい本だ。この人は優しい人だ。私は星の王子様のよさが全然わからないので、たぶんこの人の優しさは手に入らない。それがちょっとだけ悲しい。

2019年9月5日

以前書いたと思った感想が見つからない。

わかんなさが村上春樹っぽくて、寓話っていうとどこを教訓にすればいいのかわかんない。多分双子は後でたどり着いた。たどり着いたに決まってるんだ。

2019年9月5日

読み終えた。えらいこっちゃ。読むのに苦労した小説ナンバーワンはホサナなんだけど、これもまー読みづらい。けどそのうち読めるようになってくる。脳が適応してくる。なんだこれは。表題の皆勤の徒がー番好きだなぁ。解読の手助けに挿絵が多く入ってるんだけどそれでもわからんSF。
巻末の解説がー番この本の中では親切で、辿り着いた時の安堵感が半端ない。あぁ現実に戻ってきたんだと。読み終えた勢いで隔世遺傳も買った。読めない漢字がある時に即検索できるKindleは本当にありがたい。
もう独特すぎた~~…登場人物に愛着も持てず、でも先が気になってしかたなかった。
読みにくすぎるから2話目には学園ラノベを取り入れたつもりだったと書いてあってほんと、笑ってしまった。登場人物の容姿すらうまく想像できないのにそれはないだろう。
異形のものしかでないけど、クトゥルフ?ってきかれてもいや全然違うと答える感じの、生態系ができてる異形。
唯一の萌えポイントはあれかなぁ…、禄ばあさんが本当は二十代であるというギャップのとこかなぁ、ちがうかなぁ。

2019年9月4日

あらすじでは"流行りを逆手にとった"か、もしくは"そうみせかけて異世界"かわかんないのがまたいいなぁ~と思って買い。
後書きにも流行りものに一言物申したいとあって申しすぎ部分もある気がしたけどいい小説だった。続編も買う!ガチ異世界方面もどっちも読みたいな。
惜しむらくはラノベ。タッチの軽さがね

2019年9月4日

結局Qばかり積もって明確なAは得られないけど、じわじわっと迫る不安感と恐怖は確かにあって霊的でもないのになんとなく自分の背後が心配になる小説。

2019年9月4日

すげーおもろかった。こういう本読んだの初めて。もっと読みたいけどどう探せばいいんだろ。ノンフィクションてすげーよなやっぱ。
でも書いてる人もひねてるので全面鵜呑みにしたらよくないよな。気をつけたい。

2019年8月2日

糞親父と根暗息子のイライラする関係のお話かな?と思ったら突如表紙のわんちゃんたちのお話になる。そして熊。犬側のサイドストーリーも凝っててしっかりしてる。熊ちゃんへの決め手はあれでいいのか。
ここ最近読んだ本の中では一番おもしろかった!!

2019年8月2日

北アメリカで起きたかなり物質的な(後半は精神的な)人類補完計画。てか元ネタこれ説もみかけた。
序盤にヴァージルを殺しちゃった理由がいまいちつかみかねる。あの時点ではヌーサイトの脅威がどの程度のものか判明していないので、もったいなくないか?と。むしろその未知への危機感からなのかな。
ヌーサイトが敵対存在になっている感覚がとても抑えられていて、この手の話につきものなぞわぞわする恐怖感を楽しむわけでなく「なんか幸福そうだな…」と事の顛末を眺めてしまった。
ラストは救いがあると感じるかそれは騙されてる終わったんだと感じるかは読み手次第なんだろーなと。
タイトルがおっしゃれで好きだなー。

2019年6月29日

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あと一歩のところでショタを逃し永遠にした物語。

2019年2月17日

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苦しさと純粋さが溶け合ってて社会的に考えたら彼に共感できると大声で言っちゃいけないんだと理性が思うけど孤独な人間ならきっとわかっちゃう、ほこりかぶった部屋の隅で誰にも知られずキラキラそそぐ陽光みたいな小説。

2019年2月17日

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