憑神 (新潮文庫)

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本棚登録 : 2676
レビュー : 392
著者 :
眉子さん 時代物   未設定

「限りある命が虚しいのではない。限りある命ゆえに輝かしいのだ」

腐敗と、慢性的な疲弊に沈む現代日本では
バカ正直に真面目に暮らしているようでは、良い暮らしにはありつけない……。

本作の舞台・幕末の江戸でも同じ。
真面目過ぎてお人好しですらある主人公が
ツイてない人生に翻弄されながらも
「自分らしくどう生きるか」を成長しながら見出す物語。
憑神に取り憑かれる主人公や
粋な江戸のユーモアをたっぷり織り交ぜたドタバタ劇かと思いきや
読み手に「あなたの『人間を人間たらしめる真理』は何か?」と問いかける。
心温まるストーリ。名作。

レビュー投稿日
2009年3月9日
本棚登録日
2009年3月9日
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