神道とは何か - 神と仏の日本史 (中公新書 2158)

著者 :
  • 中央公論新社 (2012年4月24日発売)
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本棚登録 : 454
感想 : 29
4

神道の成り立ちを古代より追う一冊。
純粋に歴史を追うパートは馴染みのない人名や著作が
数多く列挙されやや辛くもあったが、
巻末へ進むに連れ、固有なるものへの必要性や憧れから
構築、体系化さされた「神道」が現れる流れは面白さを感じた。
また人物信仰や国土観について記載されたパートは
それ一つとしても興味深い。
明治維新期以降の神道については触れる程度であるため、注意が必要。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 日本史
感想投稿日 : 2013年8月31日
読了日 : 2013年8月31日
本棚登録日 : 2013年8月25日

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