7巻目。
表紙のカシュヴァーンの髪の色がいつも違うような気がするのですが、光の加減?
今回は、アリシアの誕生日プレゼントのために、カシュヴァーンが図書室を建築中。そんな中、突然、王子殿下ゼオルディスが現れ、カシュヴァーンの心を乱してくれます。アリシアに渡した手紙の最後に書かれた内容から、なんか、彼にもなんだか背景はありそうですけど、やっぱり、同情はできないです。
そんなゼオルディスと入れ違いにやってきた、サブタイトルにもある悪食大公ガーゼット公爵は、いろんな意味ですごい人です。アリシアの大好きな恐怖小説の作者だっていうのは、なんとなく途中で予想はできましたけど、こういう人が味方になってくれると、カシュヴァーンも力強いですよね。
最後に、ちょこちょこ不審な動きをしていた、金細工師の苦労の作の指輪をアリシアとカシュヴァーンがお互いに送りあうシーン。ゼオルディスの入れ知恵には納得がいかないけど、ほんとにうれしそうなカシュヴァーンは、なんかかわいいです。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ビーズログ文庫
- 感想投稿日 : 2011年11月25日
- 読了日 : 2011年11月25日
- 本棚登録日 : 2011年11月24日
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