初めての両思いに戸惑って、シリンを避けまくるティファニー。前半は、ティファニーへの愛を自覚し、キスのあとに進もうとするのに、ティファニーに避けられたり、寝られちゃったりする、シリンのもやもやが楽しいです。
後半は、シリンを助けるべく取ったティファニーの行動が切ないです。記憶を失った鏡の国のみなさまたちですが、記憶の一部は残っているみたい。みんながみんな、心が美人とかって、心しか褒めてくれないのは、どうなんでしょうね。
次巻は、シリンの代わりに魔王の元に向かってしまったエディスも気になりますけど、やっぱりシリンがティファニーを思い出せるのかが一番楽しみです。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
コバルト文庫
- 感想投稿日 : 2011年12月27日
- 読了日 : 2011年12月27日
- 本棚登録日 : 2011年5月18日
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