鏡の国の仮面舞踏会 (鏡の国シリーズ) (コバルト文庫)

著者 :
  • 集英社 (2011年6月1日発売)
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本棚登録 : 64
感想 : 6
5

初めての両思いに戸惑って、シリンを避けまくるティファニー。前半は、ティファニーへの愛を自覚し、キスのあとに進もうとするのに、ティファニーに避けられたり、寝られちゃったりする、シリンのもやもやが楽しいです。

後半は、シリンを助けるべく取ったティファニーの行動が切ないです。記憶を失った鏡の国のみなさまたちですが、記憶の一部は残っているみたい。みんながみんな、心が美人とかって、心しか褒めてくれないのは、どうなんでしょうね。

次巻は、シリンの代わりに魔王の元に向かってしまったエディスも気になりますけど、やっぱりシリンがティファニーを思い出せるのかが一番楽しみです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: コバルト文庫
感想投稿日 : 2011年12月27日
読了日 : 2011年12月27日
本棚登録日 : 2011年5月18日

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