おかんが人形劇のボランティアをやっていて、そこで取り上げられていた絵本です。私はこれを読むといっつも泣いてしまうのです。
あかずきんや七匹の子ヤギなどなど、数々の物語で悪者として描かれるおおかみくんは森の嫌われ者。でも実はとってもけなげで優しくて、友達がほしいと思ってる。そんなおおかみくんが、その優しさで友達を作っていきます。
大人になってから読んだので、こんなうそつきな友達でいいのかおおかみくん、なんて思ってしまいました(笑)

2009年11月13日

読書状況 読み終わった [2009年11月13日]
カテゴリ えほん

リズムのよい、おかしなおかしな不思議な呪文。じょんがらちこたこ? めっきらもっきらどーんどん! あれ? なんだっけな。魔法の言葉だから忘れちゃうんですよね(笑)お話の中の、あちこちに出てくるこぎみよい言葉たちが大好きです。「こっちゃーこい、こっちゃーこい、こっちゃーきて うたえ」とか。
この本は保育室に置いてあって、怪獣とかおばけが大好きな3才男児が大好き。カンタが呪文を唱えて迷い込んだ先は、おたからまんちんやしっかかもっかか、もんもんびゃっこのいる不思議な世界です。たらふく遊んで、最後に思わず言ってしまう“帰る呪文”がとってもステキなんですよ。

2009年11月13日

読書状況 読み終わった [2009年11月13日]
カテゴリ えほん

伊藤遊・著の時代モノでファンタジー。
時は平安。昼は帝に仕え、夜は冥府の閻魔大王に仕えたと言われる小野篁の幼少期の話。野狂と呼ばれ、時の朝廷を批判し、島流しにされたこともある篁に持っていた私のイメージとはちょっと違ったけど、彼の持っている傷を哀切に描く文章がとってもよかったです。
この本はストーリーよりもキャラよりも、キャラがそれぞれ持っている暗い傷と心の機微の描き方がイイ。ラストの方の坂上田村麻呂が最高でした。
ストーリーは、起承転結がよくわからない。ストーリーの途中を切り取ったような印象。私はおつむがお子ちゃまなので、こういう展開は苦手なはずが、すっかりどんどこ読んでしまいました。わーお。

2009年11月2日

読書状況 読み終わった [2009年11月2日]
カテゴリ 児童書

今読み途中。ツクヨミ神はやっぱりイイ! 古事記とかでは全然目立たないのにね(笑)

カテゴリ 児童書

山が哭く。海が泣く。ぼくに、この嘆きが止められるだろうか。
帯のこのフレーズが忘れられません。てっきり本文からかと思ったんですが、違ったようです。誰なのかしら、作者は。
一体何年待ったことか、やっとやっとの文庫化です。一度読んだハードは手を出しずらくて…。
たつみやさんの神様3部作の第1弾。といっても、3冊が連作なわけじゃないんですけどね。
自然破壊への警鐘を主題にしたこの作品は、稲荷神社の神とその御使い狐と巫女の一族である人間が、山を守るために大きな会社と闘います。小学校高学年向けくらいの児童書なんですが、この戦いで主人公たちは負けてしまいます。山は崩され、稲荷神は後退。守山さんが死んじゃうときはうるうるしちゃいました。ファンタジーなのに夢がないけど、そこがまたガツンとくるんですよね。人は結局、自分たちのために自然を守らなくてはならない。偉そうに、地球のために自然を守るとかなんとか言ってんじゃない! それこそおごりじゃないか、なんてラストにもガツンとやられましたよ。
重い話ですが、守と守山さんのかけ合いだとか鴻沼さんのキャラクタが明るくしてくれてます。鴻沼さんステキ!
全体的に、元々小学生向けなのでメッセージがかなりダイレクトで、思春期を過ぎた今再読したんですが、ちょっとベタベタしましたが、やっぱり大好きな一作です。中高生に読んで欲しい。

カテゴリ 児童書

さて、第2部です。
前巻でバルサとチャグムが出会い、このかんでは二人が2度目の旅をします。6年前は身長さ逆……(相当ツボだったらしい)。この最終章の前に『蒼路の旅人』があったんですが、そこではチャグムが成長したことは出ていても、緊張面ばっかりでした。しかしこの巻では、チャグムの幼い頃のおちゃめな面もたくさん出てきます。それがまた嬉しい! タンダとのことについてバルサをからかうチャグムが大好きです。下ネタ(?)の話になると顔を赤らめるチャグムが大すきです(変態か)。
シリアスな面でも、駆け引きはおもしろいです。カームのこととか、ドキドキしっぱなしでした。
ラストはまた二人分かれての旅となってしまいました。どうなるのかな…。タンダも気になるところです。

シリーズは既刊は全部読破してから読んだ方が良さそうです。シリーズ中の登場人物がかなり出てくるので、知っているとやっぱり嬉しいですね。『神の守り人』あたりをあんまり覚えていない私なので、「シハナって誰?」というおいおいな状態で読んだのですが、まあストーリーには関係ないですがちょっとくやしかったんですよね(笑)神の守り人は借りたんだったかな…買って読んでみようかしら。

カテゴリ 児童書

守り人シリーズを読破されている人にとっては、嬉しいシーン満載の一冊。最終章に突入したシリーズですが、それにふさわしいものとなっています。
シリーズどの巻もそうですが、上橋さんの筆力は、飽きさせない、異世界だけど違和感を感じさせない、キャラクターと世界観の深さを網羅して表現しています。読みながらずっとドキドキするし、言語だとか神話だとか国民性だとかがしっかり設定されていて、それが口説くなく説明されているし、バルサの心理面と性格がしっかり混ぜ合わされた描写がそこかしこにあるし……。バルサが1つところに落ち着こうか、自分には無理だ、と考えているところが好きです。
一番ドキドキしたのは、やっぱりバルサがチャグムを助けるところ。
『気がついたときには、バルサは、自分より背の高い若者に抱きしめられていた。』(P323L2)
どうですかこれ!(興奮中)自分より背の高い若者! ここがサイコーでした。児童書ですし、単語単語はもちろん何てことないんですが、この連なりを選択できるところが上橋さんだと思います。

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『ねこのばば』を読み飛ばしてしまいました…というわけで、ちょっとわからないネタもあったんですが、まあストーリーを読む分には問題ないです。
全体的に、ちょっとミステリー色が落ちている気がします。なんで「こわい」を最初に持ってきたのかな…。
いつもの過保護な兄やたちもかわいい鳴家たちもその「いつもの」ぶりを発揮してくれてますv でも若旦那よりも妖怪たちが前に出てくるお話の方が多かったなあ、と思います。「畳紙」とか好きですけどね。若旦那より屏風のぞきの方が目立ってますが(笑)若旦那好きとしてはちょっと物足りなかったかな…。

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あんまり私の周りでは評判はよくなかったんですが読んでみました。まぁ、嫌いではない、という感じ。青春モノの大ファンの私なので(笑)
ガンコ一徹真面目オヤジのはずの亡くなったお父さんが浮気をしていた。その理由を探るために、息子&娘たちはお父さんの捨てた故郷に。そこでわかったのは、やっぱりお父さんも人間だったのだということ、かしら。理不尽に厳しかった父は、結局ただのエロ親父だったという……。これだけ言うと身も蓋も無い話ですね(笑)そこまで辿り着くのに、家族それぞれが『死ぬまでにやっぱ楽しんでおかなくちゃね』と悟ります。少年時代はずっとガマンのし通しだったお父さんが、最後に羽目をはずして亡くなったのですから。
人は死んでるし浮気はしているのに、ラストはとっても爽やかです。重い話題を軽やかに流してくれるのはやっぱり森さんの得意技ですよね。

カテゴリ その他

全体的には、何てことのないはずの日常をキラキラとした懐かしいものに変えてくれる、といった感じでした。小さな小学生の女の子が主人公。彼女が不安とストレスを抱えていること、お母さんの心に溜まったもの、同じアパートに住むおじさんの離婚問題。連載のようにいろんなことが起きて、最後にはおばあさんとその引き出しに着地します。
自分の考えていることとか思っていることを素直に出すのは本当に難しい。言ってしまいたいけれど、言えば誰かが傷ついたり、自分が恥ずかしかったりして言えないことってたくさんあります。おばあさんは、それを可能にしてくれました。今はネットがあって、その中で言ってしまうことができるけれど、この時代はまだまだ普及してなかったからなあ。それに、手紙ってやっぱりペンで書くから、ちょっと違うんですよね。

カテゴリ その他

ちょっと前に読み終わりました。なんだかいつもの流れが無かったですね。キャラの言動もいつもと少し違うとこありましたしね。何よりも木場さんの出番が少ないのが残念(笑)
犯人は、なんとも頭が悪くて一途でかわいそうでした。私もエノさんが本当に好きだったら、邪な自分なんて見てほしくないから近づけないかもね。

カテゴリ ミステリ

確か、『カラフル』を勧められたんだけど無くって、代わりに初めに読んだモリエト作品がこれだった気がします。それもあってか、モリエト作品の中では一番好き。
人生普通に生きていたら、つまらない。全力でおもしろいことを探し、実行する主人公。そんな中で友達を得る。成長するのが主人公ではなくてその友達、というところが新しいと思いました。
みんな自分を変えたいと思っていて、必死にやらないと消えてしまうような気がしてならない。人は一人じゃ生きていけないだのなんだの言うけど、現実は、生きるのも死ぬのも、何を決めるのも自分ひとり。でも、人生ってそういう辛いものだからこそ、誰かと手をつないで休憩している時間って必要なんだよ、ってこの作品から感じました。
うわっ、好きすぎて長いな!
最後の先生のセリフが大好きだ。

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モリエト昨品の中では一番人気じゃないかしら。
泣かずにはいられない。しかも、それがラストだけじゃない。ひとつの重要なトリックは、物語り半ばでよめてしまうのだけど、おもしろさは無くなるどころかどんどこ増していきます。主人公の両親、兄貴、想い人、クラスメイト。その誰もに泣かされました。もちろん主人公にも天使にも。
ラストの「天使だったから、なんとかなった」みたいな主人公のセリフが大好きです。

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友達の話。かな。勝田君がいるからこそ救われるのよね、この話。いなかったら泥沼だと思います。
森さんの作品は、解決しないモノが多いのだけど、この作品はそれが一番出ていると思う。解決しない、なのになぜか満足してしまう。この終わりでいいのだ、と思わされるからスゴイ。

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3作品が入った短編集。私は、「彼女のアリア」が一番好き。

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森絵都のスポコン! という作品。他作品は、主人公のために脇役がいて、という感じだったけれど、これは主人公も陰ってしまうんじゃないかというくらい脇役もまた眩しい。優秀な負けず嫌いの要一くんが大好きです。

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まだ読んでない。短編集の中の2作品くらいは別冊文芸春秋で読みましたが。「犬の散歩」とあと守り神がどうとかってやつ。どちらも好き。前者は涙ボロボロでした。

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アラビアンナイトが下敷きの現代ファンタジー。召喚モノは召喚モノなんだけど、主人公が召喚されちゃうというパターンは初めてだったのでまずそこに驚きました。
ストーリーも典型から少しそれてくれて、ハッピーエンドのようなそうでないような…この微妙さは好み。
荻原作品の中では実は一番好きかも。

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勾玉シリーズ第一作目。
私はこのシリーズで行く大学まで決まっちゃったから、ホント運命の一冊だと思う。和モノ古典・恋愛・ファンタジー、みんな詰まってます。高学年にはまだ早いと思うけど…。

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勾玉シリーズ2作目。私はシリーズ中この作品が一番好きです。悲恋もあるけれど、しっかりハッピーエンドで終わらせてくれている。キャラと古事記の登場人物の符合のさせ方が一番すごいと思う。

カテゴリ 児童書

勾玉シリーズ3作目。終わり方はこの作品が一番だと思う。『更級日記』に登場する伝説を下敷きに、こんだけ膨らますことができるなんて! 幸せになってほしい登場人物を作るのがお上手なのよね。

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