『予想どおりに不合理』の著者である行動経済学者が書いた本。
前著とは違い、人間がいかに不合理であるかの、積極的な面にも触れている。不合理であることを前向きに利用する方法について書かれているとも言える。
どういった意思決定をするときに、自分が不合理になりやすいのか。どのバイアスがかかりやすいのか、日々の決断を振り返ろうと思う。
ところで
人型のロボット開発が進んでいるが、こういった不合理性も取り込めるのだろうか。費用便益的に劣る決断もできるようでなければ、人間に近づいたとは言えないと思う。とはいえ、自分がイヤになって自爆するロボットなんて作ってほしくはないが。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
心理学
- 感想投稿日 : 2014年7月2日
- 読了日 : 2014年7月2日
- 本棚登録日 : 2014年7月1日
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