百錬の覇王と聖約の戦乙女5 (HJ文庫)

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本棚登録 : 32
レビュー : 2
著者 :
薄螺羽蜻蛉さん ライトノベル   読み終わった 

前巻は敵役のロプトが小物臭すぎて面白くなかったが、今回は普通に楽しめたので評価が少し回復した。
この5巻ではこれまでの情報の整理と、続巻へ向けての地固めが行われた。
視点も主人公を離れ、これまでの敵対勢力や第三勢力などから描かれ、色々と情報や設定が整理しなおされた。
ネタばれになるが色々と情報をまとめておく。
・神聖帝国の神帝シグルドリーファ登場から主人公との出会いまで(5巻通して細切れで少しずつ語られる)
・粘土板の家で孤立するエフィーリアの立場向上
・ジークルーネの山賊、狼退治と仔狼拾い
・美月のユグドラシルと北欧神話
・勇斗とイングリッドのガラス工芸
・虎心王の規格外な少年時代

と、このあたりが主なエピソードになる。
・神聖帝国の神帝シグルドリーファ
全体を通して細切れで語られるのでわかりにくいが、ユグドラシル世界に君臨する神聖皇帝の少女が、ほぼ単身(御付二人)で潜入してくる。
ここまで地位の高い人物が潜りこんで来るってのはお話としてはなんか無茶苦茶な気がするんだけど、とにかく細切れで語られるのでイマイチよくわからん。どこか読み違えているかも。
でこのシグルドリーファ、勇斗の幼馴染と外見がそっくりと言うことが最後の最後に判明する。

・粘土板の家で孤立するエフィーリアの立場向上
学校で孤立するエフィーリアのためにアルクリ姉妹が入学しあれこれする話。
キャラクターの内面描写のためのエピソード。

・ジークルーネの山賊、狼退治と仔狼拾い
5巻はバトル要素が薄いのでバトル担当。
ついでに、マスコットもいないので仔狼でマスコット補充。
こいつが巨大狼に育てば、戦闘力のない勇斗をよくサポートするのかもしれない。

・美月のユグドラシルと北欧神話
ユグドラシル世界と、現実世界の北欧神話の関連性や、主人公の未来が暗示される。
ついでに、美月の瞳に紋章が浮かび上がり、特別な力を持っていそうな伏線も張られる。
おまけで、ここに登場するキャラの一人は同作者の「俺と彼女の絶対領域」からのゲストになっている。

・勇斗とイングリッドのガラス工芸
今巻のイチャラブ担当。
イングリットは割と好きなキャラ。

・虎心王の規格外な少年時代
こんな化け物、どうやって倒すんだ?という前フリ。
次巻以降で勇斗がステインソールと戦うときを乞うご期待ってことだろう。

と言う感じで、複数のエピソードで情報を整理する巻になった。
次の巻が面白ければさらに評価は伸びるので、がんばって欲しい。
何気にこのシリーズ、巻によって面白かったり面白くなかったりといまひとつ安定しない。
あくまでも、そのエピソードが俺の好みに合うか合わないかってレベルの話なんだけど。

レビュー投稿日
2014年10月9日
読了日
2014年10月9日
本棚登録日
2014年10月8日
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