千砂がどんどん綺麗になっていくような気がします。それってつまり、どんどん儚くなっていっているってことだと思うのです。死が近づくと人って綺麗になるのかもしれませんね。一砂と千砂は一緒に居た期間が短いだけに兄弟っぽくないのですが、実は兄弟や肉親というものを越えた絆があるのかもと思いました。恋人とかではもちろんなくて、お互いどちらかが死んだら、その反動だけで死んでしまいそうな。こんな深い話になると当初は思いませんでした。ホラーというか、何か凄いです。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
大人コミック
- 感想投稿日 : 1999年12月17日
- 読了日 : 1999年12月17日
- 本棚登録日 : 1999年12月17日
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