物理学と神 (講談社学術文庫)

  • 講談社 (2019年2月9日発売)
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感想 : 6
5

ひとつの学問が興り現代まで磨き上げられていく歴史の中で、神の概念がどう生まれどう捉えられどう利用されてきたか、という本。
あとがきの狙い通り、物理学は門外漢の自分にもとっつきやすい話の流れになっていて興味深く読めた。
特に6章の「人間原理の宇宙論」のあたりは、NHK子ども科学電話相談・長田美絵先生の名回答「ひとは星のかけらでできている(要約)」にロマンを感じたタイプにはとても面白かった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2021年8月7日
読了日 : 2021年8月7日
本棚登録日 : 2021年8月7日

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