著者の村瀬さんは、観戦記などで名前を見かける記者の方。本書は「幻冬社plus」で連載されたコラムを書籍化したものとなっている。将棋界を長年間近で見てきた経験から、一般のファンがなかなか知ることのできない将棋指しの姿を紹介している。
一人一人の分量が少ないのでどうしても掘り下げは浅いが、ベテランから中堅、若手まで今の棋界を代表する棋士をほとんど網羅しているのは流石。棋譜は一切扱われていないので、将棋ファンにはもちろん、将棋のルールは知らないけど興味があるという人にも、良い「将棋界入門」となるのではないだろうか。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
7 芸術・美術
- 感想投稿日 : 2023年2月2日
- 読了日 : 2023年1月31日
- 本棚登録日 : 2023年1月31日
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