相手を思いのままに「心理操作」できる!

  • 三笠書房 (2001年1月1日発売)
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本棚登録 : 118
感想 : 8
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全部で5章に分かれている

心理作戦では、自己の調子がいいときの条件付で絶好調を心に刻むにはその時に自分に一言言い聞かす。相手と話すときはホームグラウンドを利用し、相手が上なら誰もいないところ、相手が下なら周りが見ているところ。相手の協力を得たいのであれば、選択肢は3つ以内で与える。締切りは明確にする。手に入らない・何々できないなど限定にする。数少ないという。段階的に要請する。おまけをつけるなどをする。自分の話をきいてほしいときは損するリスクを伝える。約束を守らせるのはあなたは立派な人と伝える。あなたの〇〇という才能には感心している。あなたの〇〇なところが好きだという。友情や仕事の責任感に変換していう。最後に確認をとる。自発的にやってほしいときは、やりたくなければやらなくていいという。頼みごとをするときは相手の言質をとり、時間を決め、プラス評価とどれだけの損失になるか・他の約束を断ったことなど伝える、良心に訴える、具体的にイメージさせる。同意させるには本偏前に「はい」と言わせる。一貫性をもたせようとする。やってはいけないという。体を動かすように仕向ける。新しい情報を与える。鏡の前に立たせる。別件のあなたの意見は正しいと伝える。自分の意見を先に行ってあいての意見も認める。相手にも責任を持たせる。テコでも動かない人には理由を与える。頼み方は、直前はだめ、傍観者効果を与えないためあなたしかいないと伝える、手間がかからない・気分爽快になる、自分は犠牲者であり落ち度はない、相手の自己イメージを変える、他の人も同じことをしてくれた、自分をライバルに感じさせない、6回頼んでみる、得を与える。リーダーシップを得るには、怒鳴ってはいけない、誰へでも敬意を表する、無視しない。少数派になったときは、一貫性をもつ、相手の意見を検討したふりをする、みんなのためをアピール、新しい情報を与える、第三者の応援を得る。結束力を高めるには、共通の敵をつくる、対立関係にある人達は並んで座らせる、頻繁に接触させる、ボディタッチを行う。

心理トリックでは、謝るときは誠実に詳細に弁解し不可抗力であることをアピールする。ペナルティを申し出てそこまでしなくていいと思わせて認知的不協和を相手に抱かせる。自分の弱さを強調し怖かった、もう二度としないことをいう。自分には得はなく金儲けや楽しんだわけではない。悪い報告を残念ではなくよかったというふうに順番を選んで言う。言葉で印象が大きく変わる。よくない噂は基にプレッシャを与え犯人だと伝える、生身の人間と分からせる。今のうわさに大きな嘘を足す。議論は相手の前提を受け入れない、自己弁護しない。攻守交替するには「どんな答え方をしたら満足するの」質問されたらなぜそう思うのか尋ねる、僕が・ワタシがと言わない。

本心を読む。アリバイを崩すには謎かけを行い、ためらったり躊躇したり話題を買えたら嘘をついている。はったりは自信のない人間がする。ニセの自分を印象つけようとする。隠し事は類似のシナリオを訪ねてみる。質問してきたり興味を持てばシロ。不快になったり話題をかえたらクロ。本音を言わせるには、あなたならどうした?と尋ねる。改善の余地を示しコメントを求める。

心理操作では、好かれるためには機嫌がいいときに話しかける、少しづつ好きと伝える、似たような経験、話し方・姿勢・動作を合わせる、小さなお願いをする、自分を笑い飛ばす。魅力的にみせるには、歩き方はしなやかで(ヨガが有効)、初対面では目を真っ直ぐ見る、魅力的な異性を連れて歩く、すきを突く最近振られてばかりや魅力的な人たちといるところをアプローチする。第一印象はベストスマイルで、都合のいい人にならない稀少性を出し、過大評価させる、人間関係が深まってから。高めにふっかける。

思いのままにする。貸したものを返してもらいたいときは、返してほしい理由をいう。正しくてフェアな人と伝える。共通の知人が返ってこなかった事実を伝え、そんなことないと一蹴する。みんなにいうと伝える。依頼を断るには、断ったはしから相手に無理な頼みごとをする。ウマが合わない人には嫌われているという思い込みを捨てる。相手の身の上話を聞く。くってかかる相手には「私は」「私に」と使わない。わからないと逃げる相手には「具体的に何が問題なの」「どんな条件ならできるの」と聞く。不平不満を解消するには聞く、別の言葉で言い換える、僕が君なら取り乱していたなど相手を褒める、どうしたいか尋ねる、姿勢・動作・話を合わせる。アドバイスは第三者からもらう。批判は時間をおいてから、大切に思っていると伝える、批判の前にほめる、私ももっとはっきり言えばよかったと前置きする。秘密を聞き出すには、内緒話やプライベートを話す、好奇心ではなく心配だから、同じ意見を述べる、批判するつもりはないことを伝える、誰でもやるという。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 心理
感想投稿日 : 2011年3月23日
読了日 : 2011年3月23日
本棚登録日 : 2011年3月23日

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