闇の守り人 (新潮文庫)

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本棚登録 : 5663
レビュー : 626
著者 :
うずまき猫さん 上橋菜穂子   読み終わった 

舞台は新ヨゴ王国からバルサの故郷カンバル王国へ。

ジグロの弔い行としてカンバルへ向かうバルサ。洞窟の中で闇の守り人であるヒョウルに襲われる兄妹、カッサとジナを助けることから物語は始まります。

洞窟の道標が短槍に刻まれた模様だったり、その洞窟の住人ヒョウルの持ち物がルイシャという宝石であったり、牧童という小人の存在だったり。
前作にも増して幻想的で胸が躍る反面、カンバル王国の悪行...ここがバルサの過去に繋がるわけですが、その部分が描かれており、とても悲しいお話だとも思いました。

ヒョウルの正体が明かされる場面もそうですが、槍舞がなんとも切なくて。
でも、救いようがないと思っていたラダール王が国の為に頑張った姿にはぐっときました。カッサも勇敢でしたね。

いつかバルサが堂々と国境を渡り、故郷カンバルに帰る姿が見たいですね。そこにカッサの成長も描かれていたらもっといいなぁと思う。

レビュー投稿日
2013年7月9日
読了日
2013年7月8日
本棚登録日
2013年6月26日
4
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