幻想の彼方へ (河出文庫)

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本棚登録 : 131
レビュー : 8
著者 :
veneziaさん ☆澁澤龍彦   読み終わった 

ここで取り上げられているのは、フィニー、デルヴォー、ベルメール等シュルレアリスム及びその近縁の画家たちだ。澁澤が中世やルネサンスの絵画を語る時、その造形の深さと独特の審美眼に驚くが、これらシュルレアリスムの絵画に至っては、ほとんど独壇場の感を呈するかのごときである。ただ、美術批評家の中にはそれを主観的、印象的だとしてあまり評価しない向きもあるようだ。いいのだ。我々は澁澤が1枚のタブローをどのように見、またその画家をどんな風に語っているか、すなわち彼の関心のありかと、語りの妙味をこそ愛してやまないのだから。

レビュー投稿日
2013年9月25日
読了日
2013年3月3日
本棚登録日
2013年9月25日
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