中国最後の王朝・清の誕生から中国全土の征服まで。
満洲族の1小部族が諸部族を統一し、やがて漢族や蒙古族まで取り込み、部族集団から強大な国家へと成長する過程を描いています。
漢族の持つ華夷秩序をいかにして克服したか?
彼ら満洲族のアイデンティティーとは何か?
これが隠れたテーマでもあり、ここからやがて満・漢・蒙・蔵・回を取り込んだ「中華民族」という概念が誕生し、現代まで続いています。
著者は祖父・父・本人と三代続く清朝研究の家柄だそうですw
ニン、トン♪
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
歴史【選書・新書】
- 感想投稿日 : 2007年4月25日
- 読了日 : 2007年4月25日
- 本棚登録日 : 2007年4月25日
みんなの感想をみる