パイナップルの彼方 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA (2022年1月21日発売)
3.79
  • (24)
  • (71)
  • (48)
  • (3)
  • (0)
本棚登録 : 759
感想 : 50
3

山本文緒さん、まだまだ読みたかった。

携帯がない時代の話なのに、新鮮。
時代や周りのツールがかわっても、人によって人生や人間関係が壊れたり壊されたり、悩んだり、踏み出したり躊躇したり。
そこは変わらないんだな。

女が3人も揃えば、うわべはどんなににこやかでも水面化では蹴り合ってる。
そしてそこには一因となる男がいる。

深文も、その同僚や友人達も、登場する女性達が「それぞれの理由で打ちのめされる」(彩瀬まるさんの解説より)のがすごく現実的で、私や今日すれ違っただけのあの女性にも起こるような気がする。

山本文緒さんは、私達の作家さんだなと改めて実感した。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2022年4月16日
読了日 : 2022年4月16日
本棚登録日 : 2022年4月7日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする