ユーミンの『ひこうき雲』を聴きたくて視聴。
直接的には表現されていないけど、やはり妻は亡くなってしまったんだなぁ。はかなさが歌詞とぴったりして沁み入る。聴いただけで涙が出そうだった。
名曲だと思う。
この映画は大人向け。
子供だと退屈してしまうんじゃないか。
個人的には好き。
特に二郎の夢の中と現実が交わって、どちらも夢のような現実のような境界があいまいなところ。
たくさんの人を乗せるための飛行機が、やがて爆弾を積むようになって、一機も帰ってこないなんて胸が詰まる。
零戦は美しい飛行機なだけに目的と結果が重くのしかかる。
ここをもう少し深く掘り下げて欲しかった。
それだけでも一本映画ができそう。
関東大震災の表現は素晴らしかった。
絵はもちろん、音。得体の知れない底から湧き上がる恐ろしさが伝わった。
震災シーンとエンジン音は人の声を使っていると後から知って、もしかしたらそうかなと思っていたので納得。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2021年9月24日
- 読了日 : 2021年9月25日
- 本棚登録日 : 2021年9月24日
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