きみはポラリス (新潮文庫)

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本棚登録 : 13312
レビュー : 1269
著者 :
関田熔心さん 小説   読み終わった 

三浦しをんの最強の恋愛小説集なんて謳い文句にあれば手に取らないわけにはいかなかった。
どんな恋愛小説を書くのだろうーー。
わくわくしたのは久しいことだった。
何を隠そう、友人に勧められた著作「シュミじゃないんだ」を読んでから、三浦さんには興味もとい一方的な親近感があったからだ。

短編集のなかで一番震えたのは「裏切らないこと」だろうか。誰もが触れたがらないものに潜む奇妙な部分。それが映し出されていた。
「私たちがしたこと」はミステリー調で、「夜にあふれるもの」はどことなく恐ろしげだ。恋愛と一括りしても多種多様な引き出しに陶酔する。
そして後半に続く面白おかしい短編にも、三浦さんのさっぱりとした文体と素朴だか的を射る言葉たちが光った作品集だ。

レビュー投稿日
2012年11月6日
読了日
2012年11月6日
本棚登録日
2012年11月6日
3
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